1. 英検2級 面接の全体像
英検2級の二次試験(面接)は、約7分間の個人面接です。 面接委員1名と1対1で行い、合格率は約80%。 しっかり対策すれば十分合格できる試験です。
- 入室・挨拶
- 問題カードを受け取る(英文 + イラスト)
- 英文の音読(20秒黙読 → 音読)
- 質問4問に回答
- 問題カードを返却・退室
| 項目 | 内容 | 配点 |
|---|---|---|
| 音読 | パッセージの音読 | 5点 |
| Q1 | パッセージの内容に関する質問 | 5点 |
| Q2 | イラストAの展開説明(3コマ) | 10点 |
| Q3 | イラストBの人物の行動・状況説明 | 10点 |
| Q4 | 社会的トピックについての意見 | 10点 |
| アティチュード | 態度・コミュニケーション力 | 3点 |
33点満点中 約20点(約6割)が合格ライン。 アティチュード3点は礼儀正しければほぼ満点。つまり実質30点中17〜18点取ればOK。
2. 鉄則① ― 音読は「ゆっくり丁寧に」
音読で最も大切なのは、速さではなく正確さ。 「速く読めた方がカッコいい」と思いがちですが、逆効果です。
- 速く読もうとして単語を読み間違える
- 意味の区切りを無視して棒読みになる
- 発音に自信がなくて声が小さくなる
コツ:意味の区切り(/)でポーズを入れる
❌ TodaymanypeopleareinterestedinlearningEnglishbecause...
✅ Today, / many people / are interested in / learning English / because...
3. 鉄則② ― Q1 はパッセージの中に答えがある
Q1 はパッセージの内容について聞かれます。 答えは必ず本文中にあるので、本文の該当箇所をほぼそのまま読み上げればOK。
パッセージ:"By doing so, they can reduce their energy costs."
質問:"How can they reduce their energy costs?"
回答:"By doing so."
→ 本文の表現をそのまま使えるケースが多い。
質問が "How" で始まったら → "By ..." で答える。
質問が "Why" で始まったら → "Because ..." で答える。
本文中のキーワードを含む文を見つけて、少しアレンジするだけ。
4. 鉄則③ ― Q2 は「過去形 + 時系列」
Q2 ではイラストA(3コマのストーリー)を見て、 登場人物の行動を過去形で説明します。
コマ1: One day, [人物] [過去形の動詞].
コマ2: [つなぎ] [人物] [過去形の動詞].
コマ3: [つなぎ] [人物] [過去形の動詞].
つなぎ表現は以下を覚えておけば十分です:
| つなぎ表現 | 意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
| Then, | それから | 最も無難。万能。 |
| After that, | その後 | 時間の経過を示す。 |
| So, | だから | 因果関係がある場合。 |
| However, | しかし | 予想外の展開の時。 |
5. 鉄則④ ― Q3 は「主語 + is/are + 動詞ing」
Q3 ではイラストBに描かれた人物の状況を説明します。 現在進行形を使うのがポイント。
A man is talking on the phone.
A woman is carrying some boxes.
Two children are playing in the park.
→ 「誰が」「何をしている」を現在進行形 (is/are + ~ing) で表現する。
→ 5人いたら5文。全員について述べることが高得点の鍵。
6. 鉄則⑤ ― Q4 は「テンプレ回答」で乗り切る
Q4 は社会的なトピックについて自分の意見を述べる問題。 難しく考えず、シンプルな構成で答えるのがコツ。
I think [賛成/反対の立場].
I have two reasons.
First, [理由1].
Second, [理由2].
(That's why I think [立場の言い換え].)
質問:Do you think more people will work from home in the future?
回答:Yes, I think so.
I have two reasons.
First, technology is getting better, so people can work from
anywhere.
Second, many companies found that remote work is effective during the
pandemic.
7. アティチュード(態度点)を確実に取る
- 入室時に "Hello!" と笑顔で挨拶
- 面接委員の目を見て話す
- 聞き取れなかったら"Could you repeat that, please?"と聞き返す(減点なし!)
- 考え中でも黙らない。"Well..." "Let me think..." で場をつなぐ
- 退室時に "Thank you. Goodbye."
8. 直前1週間の対策スケジュール
| 日 | やること | 時間 |
|---|---|---|
| 7日前 | 面接の流れを理解。この記事を読む。 | 30分 |
| 6〜5日前 | 過去問で音読練習。Q1の答え方を練習。 | 各30分 |
| 4〜3日前 | Q2・Q3の描写練習。つなぎ表現を暗記。 | 各30分 |
| 2〜1日前 | Q4の意見テンプレートを使って即興練習。 | 各30分 |
| 当日 | 流れの確認のみ。リラックス。 | 15分 |
9. まとめ
- 音読はゆっくり丁寧に ― 速さより正確さ
- Q1 は本文中に答えがある ― キーワードを探す
- Q2 は過去形 + つなぎ表現 ― テンプレで安定
- Q3 は現在進行形 ― 全員の行動を描写
- Q4 は意見 + 理由2つ ― テンプレで乗り切る